2021 OHArchitecture

桃山長岡越中東町の住宅

Project

開放性の住宅

住宅はプライベートな建物です。
そのため、特に密集した住宅地では閉鎖的な建物になってしまいがちです。
プライベート性は保たれつつも開放性のある住宅ができないかと考えました。
よく住宅地の敷地の領域を加工ものとしてコンクリートブロックが使われます。普段は領域を明示する代名詞のようなブロックの解像度を一つ内側へ移動させてみます。
コンクリートブロックは部屋の境界となり、部屋の外側はあたかも外部のような様相をまとい始めます。
この部屋の内外もろとも、大きな屋根をばっさりとかけます。屋根からは小屋が吊られており軒下のような内部空間を作ります。大屋根がかかった空間の地下部分は駐車場となっており、西側の敷地へとつながります。
私が生まれ育った地域は地下に駐車場の箱が用意され、その上が空地になっているような場所がたくさんありそのような空地は遊び場の原風景でした。階段を上がった先にある空地にはどこにつながっているかわからない配管が立ち上がっていて、伸びきった草むらにはたくさんの虫たちが潜んでいました。そんな住宅地のなかにある開放性のなかで子どもたちが伸び伸びと生活を楽しんでくれる。そんな住宅をめざしました。

More Photos
2022.02.21

オープンハウスのお知らせ

京都伏見区で進めておりました住宅が間もなく竣工を迎えます。

開催日時
2022.03.05 10:30~17:00

場所
京都市伏見区桃山長岡越中東町

 

内覧ご希望の方は直接弊社までご連絡下さい。

→info@oharchi.com

担当堀井

2021.11.08

ブロック積

2021.10.04

建て方完了

2021.08.11

地下RC打ちあがり

2021.07.15

配筋検査

2021.07.03

やっと着工

2021.05.25

地鎮祭

2021.02.12

素材サンプル

2020.06.25

閉じると開く

2020.05.05

新規物件