工事が一通り完了しましたので、写真家さんに竣工写真の撮影をしていただきました。

以前事務所に遊びにきてくれていた学生さんに手伝っていただき、モデルとしてはいっていただきました。

写真家さんから上がってくる写真が楽しみです。

ダイニングはオリジナルで作っていただいたペンダントのライン照明としています。
素材感や色味は内装の壁面と合わせています。

特注というのは、仕上がって現場に納められるのが、いつもわくわくするものです。

リビングの壁面収納の建具が取り付けされました。

空間をシャープに魅せるため、建具小口部分をテーパー加工してもらっています。

覗かないと気づきませんが、こういった細かな手仕事が隠し味となり、空間全体の魅力をぐっと引き上げます。

現場が進んできており、壁の下地ができてきました。

もともとは、既存コンクリートの壁が凸凹した住戸でしたが、今回はちょっとした段差やでっこみ引っ込みを整えて設計しています。

この時にコンセントやスイッチの位置についても最終確認します。

先日工事契約をしていただき、内部解体が始まりました。

天井を既存のコンクリートスラブあわらし仕上げとする計画にしていましたが、躯体の表面に以前の間取りの間仕切り後が残ってたので、モルタルで補修していただく事にしました。

既存を活かす設計は、解体してみて改めてわかることが多々あります。その都度検討し、軌道修正しながら進めてゆく楽しさがあります。

リノベーションするうえでお施主さんの今後のくらしの考え方の見直しにより大きく条件が変わり、あらたなデザインのご提案をさせていただきました。

この案でどんどん設計を進めていくことになりそうです。

マンションのリノベーションのご提案をしました。シンプルにLDKと寝室のみの空間です。

こういったリノベーションでは、既存躯体の特徴や癖を活かして計画することが大切で、それがここにしか出来ない住宅になると考えています。