現場では最終の仕上げ「車塗装」を塗って頂きました。

これはまだ1度塗で、これから重ねて塗り、塵や埃、空気を取り除いていき、精度を上げていくそうです。

現場に行くと、色々な納まりや、塗装や仕上げを教えてくださいます。見ていて勉強になることばかりか、勉強になる事しかありません。

今回、ロウエさんやModulexさん、その他にも関わってくださった方々と素敵な御縁で一緒にモノづくりができたことが大変嬉しいです。ありがとうございます。

あ、完全に竣工した感じの雰囲気を醸し出した思いを述べてしまっていますが、まだ完成しておりません（笑）引き渡しまで残すところ1週間程になりました！！

現場では完成に向けて、総仕上げを進めて頂いております。

細部までいつも丁寧に作って下さりありがとうございます。

最後まで何卒よろしくお願いいたします。

サイン寸法・大きさを決定しなければならないデッドラインが迫ってきました。

ほんの少し、ミリ単位でもサインは印象が随分と変わってきます。

現地に足を運び、前面道路からの見え方を入念にチェックしていきます。

現場での確認は絶対に欠かせません。

墨出しを経て、このプロジェクトの醍醐味でもある雁行した商品棚の骨組みを作って頂きました。

この商品棚が賑わう前面道路にどのように影響をもたらすか楽しみです。

減額調整を経て、解体作業、墨出しをして頂きました。

いざ解体して見てみると、あると思っていた場所に配管・配線されていなかったり。その時は皆さん少しばかしパニックではありますが、現場の面白さでもあります。

解体作業が終わると墨出しへ。

今回は限られたスペースでの計画になります。僅かな角度・長さも丁寧に作業して下さっています。

完成がとても楽しみです。

ウイスキーらしさを表現するのに、シンプルに商品棚自体の色を「琥珀色」にしても良いのではないか、そんな話をお施主様としていて、「はっ」と気づく事があったり。

そしてその商品棚の「琥珀色」を表現するのにどのような素材・色味が良いのか。CG等で検討を行い「この素材で、この色味だ！」と決定する。

次にその素材・色味をどのように作りだすのか。実際、今回施工して下さることになったLOOWEさんに相談したり。そして初めて「車塗装」という塗装で「ウイスキーらしさ」を表現することになりました。

今回実施設計に至るまで、色んな方々の知恵をお借りしてきて一緒にモノづくりをしてきました。そんな素敵なところがモノづくりの醍醐味で面白く、楽しいものです。

本日、お施主様にウイスキー専門店のご提案を行いました。

今日に至るまで、私達はウイスキーらしさとは、また、あの雑多に看板や広告が立ち並ぶ場所で、どのようにしてウイスキー専門店だと認識してもらえるか、考え続けました。

この先こんなにウイスキーの事を考えることはないだろう、と思う程に寝ても覚めても頭の中はウイスキーの事ばかりでした（笑）

「浮かびあがる琥珀色」

その考えの中で私たちはウイスキー特有の美しい「琥珀色」に着目しました。今回のご提案では、敢えて店内をモノトーンの空間にすることで、この琥珀色を美しく際立たせ、また浮かび上がらせることで、一目でウイスキー専門店だと認識してもらうことをコンセプトとしています。

「ロックグラスを彷彿させる平面計画」

平面計画にもそのウイスキーらしさをデザインに落とし込んでいます。

店内の陳列棚を敢えて雁行させることで、ウイスキーのロックグラスのガラスカットを想起させます。そして通りに対して陳列棚を向けることができ、しっかりと商品をアピールすることができます。

また陳列棚が雁行することで空間に「溜まり」が生まれ、空間に変化を創ることができます。

このような空間構成を今回私たちは考え提案させて頂きました。こらから具体的に詰めていき、お施主様や工務店の方々とより良い空間にしていきたいと思います。

新たなプロジェクトの現地調査と顔合わせの為、大阪心斎橋まで行ってきました。

計画地は心斎橋駅から徒歩すぐの場所にあり、高級ブランドや百貨店が軒を連ねる大阪観光の一大拠点でもあります。

今回、そんな場所で高級ウイスキーを取り扱う専門店の提案をさせて頂くことになりました。

店看板が雑多に並ぶ中でどのように一目でウイスキーの専門店だと認識してもらう事だ出来るのか。人通りの多い前面道路に対してどのようにして開くのか。

これからスタディを重ねてこの場所でしかできないより良い空間にしていきたいと思います。